式内 河牟奈備神社

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概 要
社号 河牟奈備神社
式内社 丹波国何鹿郡 珂牟奈備神社
読み: 古 カムナヒ、現 かむなび
 江戸時代は「大宮一宮大明神」
 所在地 京都府綾部市十倉名畑町古気良10-1
 旧地名 丹波国何鹿郡
 御祭神 天下春命(あめのしたはるのみこと)
 例祭日 10月10日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
 山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
 大37座(就中一座月次新嘗)小523座
 丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
 何鹿郡(イカルカ):12座 並小
 中世社格制度
 近代社格制度 旧郷社
創建
 本殿様式   流造
境内摂社(祭神) 吉田社 阿上社
一口メモ
綾部市金河内町の阿須須岐神社から、上杉町で府道481号線を峠越えで行った。
 綾部駅からは、府道8号線に向かって東に1.4 km進む。
 味方(交差点) を右折して 国道27号線 に入る。
 5.2 kmで山家(交差点) を左折して 府道1号線 に入り、8.5 km。神奈備は神が宿る山であり、その社名から山深い場所を想定していたが、交通至便な場所だった。
 氏子の年配の方々が清掃作業をされており、終わったばかりで休憩中。前を一人で参道を歩くのを一斉にこちらをじっと見られて緊張した。
歴史・由緒等
この地を今も大宮というのはかって崇敬篤い近郷近在の大社であった故であろう。境内に数基の古墳がある。元亀、天正の頃、兵火に罹り宝物記事等を焼失した。後朱雀天皇の長元9年(1036)大嘗会主基方神遊の歌に丹波国神奈備山を
常磐なる神奈備山の神葉
さしてぞ祈る万代のため(千載集)
と詠まれているが神奈備山はこの大宮の背後の山と云われている。尚境内の阿上社には永久2年(1114)銘の御神体の石碑がある。現在、綾部市最古の金石文である。
綾部市観光協会
綾部の文化財を守る会「社頭掲示板」
境内・社叢
 
  
 大鳥居                       手水舎
 
  
 参道鳥居                      拝殿・本殿覆屋
 
   
 狛犬
 
  
 本殿                   本殿側面
 
  
 境内社 吉田社 阿上社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
『延喜式の調査』さん、他



 
  
  
 
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